GRP1000System

GRP1000Systemはアンベルグ社の鉄道製品の基本となる製品で、台車の上に乗せるスキャナ、付属製品を変える事でGRP、VMS、IMSシリーズの各製品へと変化します。
本製品は台車のうえにトータルステーションのプリズムを乗せる事で、トータルステーションから自分自身の位置情報を受け取ることが出来、その情報と台車にある各種センサーの情報を組み合わせることで、軌道の詳細な情報を取得できます。保線向けには絶対線形の取得、軌道狂いの調査、マルチプルタイタンパ用の現況線形データの取得、土木、建設向けには軌道測量による座標情報の取得が行えます。

機器の概要

GRP1000
GRP1000Systemは軌道上を移動させることが出来る構造を持っています。台車にプリズムを搭載しトータルステーションから自分自身の位置情報を受取る事が出来ます。同時に内蔵のセンサーにより、カント・ゲージ幅・キロ程を取得出来ます。

特長

組立式の機器

搬入、撤収経路は問いません。組立、分解も容易であり、短時間で計測準備を行う事が可能です。

重量が約30Kg以下

少人数での移動及び計測が可能です。

GPSとの連携

トータルステーションとの連携が標準ですが、位置座標取得にGPSを使用する事も可能です。GPSは台車上に搭載可能なため台車単体での計測が可能となりますが、GPSの計測精度(±5cm)があるためトータルステーションでの計測と比べ精度が著しく下がります。

計測方法


まず固定したトータルステーションにGRP1000の上にあるプリズムを認識させます。
移動するGRP1000をトータルステーションは自動追尾し、GRP1000にあるラジオモデムに逐一GRP1000の座標情報を送信します。
GRP1000は移動しながら測定した各種センサーの情報と、トータルステーションから得た座標情報を組み合わせることで詳細な軌道情報を計測することが可能となります。

取得データ

軌道情報の表示、出力

軌間、水準、平面性など軌道情報の標準的なデータを表示、出力出来ます。

MTT用線形データ

マルチプルタイタンパ(マルタイ)による保守作業の前後の計測を想定した線形データを表示、出力出来ます。
データはプラッサー(WinALC)、マティサ(CATT)など各社のデータ形式で入出力が可能で、GRP1000で計測したデータをマルチプルタイタンパに読み込ませる事が出来ます。

土木用座標データ

GRP1000で計測した緯度経度の情報を表示、出力出来ます。
このデータを使用する事で現在レールがある実際の座標を把握する事が可能となります。