GRP3000System (トンネル断面測定器-プロファイラー)

GRP3000Systemは国内ではトンネル断面測定機として多くのユーザーに長く使用されている製品です。
計測機は軌道上を移動する事が可能で、検査したいポイントで停止し測定する事で該当箇所の断面状況が分かり、建築限界内の支障物検査を行う事が可能です。
現在はGRP3000Systemの後継機としてGRP5000Systemも販売しております。
GRP3000より高速かつ高密度に計測を行う事が可能となっております。

本製品は2014年より弊社が日本国内の総代理店となりました。
購入済み製品の校正や新規購入を御検討中であれば弊社にご連絡下さい。

機器の概要

GRP3000_1
GRP3000Systemは軌道上を移動させることが出来る構造を持っており、軌道中心を軸とした周囲の寸法情報・断面を計測。同時に内蔵のセンサーにより、カント・ゲージ幅・キロ程を取得出来ます。

特長

GRP3000Systemは通称トンネル断面測定機またはプロファイラーと呼ばれ、国内の鉄道事業社で長年にわたって多数使用されております。
検査機はレール上を移動する事が出来、測定したい箇所で建築限界支障を含む高精度の検測を行う事が可能です。

組立式の機器

搬入、撤収経路は問いません。組立、分解も容易であり、短時間で計測準備を行う事が可能です。

重量が約30Kg以下

少人数での移動及び計測が可能です。

レーザーによる計測

深夜の不明瞭な視界の環境でも、鉄道施設ばかりでなく、軌道周辺の構築物、樹木等も正確に計測が行えます。

計測機器による計測

検査データの取得を計測と同時に行え、検査結果の報告も容易に行えます。

リアルタイム現況確認

GRP3000Systemは鉄道現場計測時に軌道周辺のリアルタイムで必要な情報を得ること、事務所に戻ってから行う処理のためのデータの蓄積、この両方を同時並行して計測することができます。

設計値と現況の比較

あらかじめ設計値を入力しておくことによりレールの位置情報や、カント量、ゲージ幅などの偏差を確認します。

トータルステーション・
GPSとの連携

トータルステーションやGPSと連携することにより、計測データに座標を与えることや、座標の偏差を確認することが可能です。(画像の製品はLeica社製のTPS/GPSです。)

取得データ

GRP3000Systemは鉄道現場計測時に軌道周辺のリアルタイムで必要な情報を得ること、事務所に戻ってから行う処理のためのデータの蓄積、この両方を同時並行して計測することができます。

計測断面の表示

レールセンターを軸とした計測断面の表示、建築限界からの水平・垂直離れを把握することができ、また断面をCADデータでエクスポート可能です。